会計年度任用職員はやめたほうがいい？パートタイムで3年働いた感想

会計年度任用職員とは

なじみのある言い方だと臨時職員だとか、非常勤職員って言われ方をしていた人たちですね。

自治体で名称や定義にバラつきがあったんですけど、２０２０年から会計年度任用職員制度が導入されました。

任期が４月から翌年３月までを１年として自治体によって３年ごとに公募または５年ごとに公募となっております。

また、会計年度任用職員にはフルタイムとパートタイムがあります。

私がやめたほうがいいと思う理由

インターネットで検索すると会計年度任用職員のデメリットがたくさん出てくると思います。

例えば非正規だからという理由。３年、５年ごとに公募なので職を失うリスクがあること等…。

調べれば制度上の問題点などが出てくると思います。

ここでは実際に私が経験した内容からやめたほうがいいと思う理由を伝えていきます。

やめたほうがいい理由は制度上だけではないです。

配属先のギャップが激しすぎる。

会計年度任用職員は公務員です。なので同じパートタイム会計年度任用職員は基本的に同じお給料をもらいます。

ほとんどお客さんが来ないような所でも毎朝お客さんが怒鳴り込んでくるような所でも同じお給料になります。

私は若い頃、まだ名称が臨時職員だったころに同じように市役所で働いていたことがあります。

その時の配属先は書類を書いてもらえればお金を還付する部署だったせいもあって、ほとんどのお客さんがニコニコしていて手続きにも協力的でした。

業務もそれほど忙しいことはなく、その時は仕事で若い頃に悩んだ経験はありませんでした。

出産後、旦那が半年以上無職で生活が厳しくなったので急遽、昔お世話になっていた市役所に応募してみたら空きが合って喜んでいたのも束の間。

そこが最悪な職場環境でした。

配属先はハッキリ伝えられませんが、出来事だけ羅列していきます。

• パワハラする上司がいる
• パワハラ上司が若い女性職員をパワハラして退職させる。
• 人数が少ないということで会計年度職員の私が職員の仕事を肩代わりする
• お客さんの苦情が毎日くる。
• 人数が明らかに足りていないのに職員課は見て見ぬふり

所謂、掃きだめ部署ってところに配属されてしまって毎日怒号と喧騒の中仕事をしていました。

たまに書類を取りに別の部署に行く機会があったのですが、みんな暇そうに仕事をしていました。

ほぼ書類の印刷と封詰め等の簡単な仕事内容をマイペースにして受け取るお給料と、苦情対応や昼休み返上して勤務時間いっぱい働いても同じお給料というのが会計年度任用職員なんです。

しかもこれで手取り十数万なので問題になるわけです。

民間の比じゃないくらい仕事ができない職員が多い。

先程少し触れましたが、パワハラで退職していった人の後に異動してきた方がいました。

勤続年数１５年程度の女性の方だったので苦情が多くパワハラもあるこの環境で心強い仲間になると思うじゃないですか。

この人が私を眠れなくさせる位には仕事が出来ないなんて思わなかったですねー。

この人は仕事も出来ないですが、仕事もやろうとしません。

窓口や電話はほぼ私がとっていましたし、マルチタスクができず、かといって簡単仕事ひとつに絞っても1日かけても仕上げられないような人なんです。

時間感覚が無い人で締め切りやスケジュール管理もできずに仕事をため続けパワハラ上司から「お前らの連帯責任だ！」と怒鳴られていました。

他にも遅刻常習犯だったり、自分のミスを人のせいにするなど非常識なエピソードがあるのですが仕事ができないレベルは伝わったと思うのでこのへんにしておきます。

会計年度任用職員をやめたほうがいいと思う理由まとめ

私が伝えたことは、もしかしたら民間の職場でも起きているようなことかもしれません。

• どれだけ頑張っても絶対に良くならない給料と待遇
• 配属先における仕事内容のギャップ
• お給料が安すぎる
• 仕事ができない人間がクビにならない

ということが私は一番伝えたいです。もちろん、これに加えてネットで言われている問題点もあります。

残業が無いこと、パートタイムに限っては副業ができること、休みが取りやすいことはメリットですが

メリットを考えてもあまりにもデメリットが大きすぎると私は考えました。ですので、やめたほうがいいという判断です。

如何でしたか？この記事を読んでくれた方の参考になれば幸いです。