配属先のメンバーが全員在宅勤務だったんですけど。
私は将来独立したい夢を持っている元パート公務員の小岩井☆彡
デザインの仕事ができそうだと思ってベンチャー企業に飛び込んだけどビックリ!
仕事を教えてくれる先輩全員が完全な在宅勤務!?これから私、どうなっちゃうの~?
…と、茶番はこれくらいにして…。転職したら私以外が全員在宅勤務だったんですよね。
在宅勤務ってママにとって理想の働き方だと考えています。一般的にも在宅で働きたい人は多いことでしょう。
もちろん、私も在宅で働けるなら働きたいです。働きたいですよ、ええ。
子育てとの両立も理由ですが、私の一番の理由は人間関係です。
働いてるとどうしても合わない人や嫌いな人って出てくると思います。
そういう人たちのことを考慮しながら仕事をするのがストレスなので、距離を置いて仕事に集中したいというのが私の考えでした。
でも、もう在宅とかいいかな…って実際に働いてみて今は思っています…。
ちなみに私は上司に相談すれば在宅もできる立場で、通勤と在宅のハイブリット型の企業にいます。
それでも在宅を選ばないのは普通以上に気を遣うコミュニケーションに疲れたから。です。
この記事は30代のワーママがはじめて転職した職場での孤独日記です。
毒にも薬にもならない、ただの日記なのでエンタメとして読んでください。
私は事務所メンバーの一員?在宅メンバーの一員?
冒頭で私だけが在宅勤務じゃないと申し上げましたが、事務所には普通に通勤している社員さんがいます。ですので、完全なる孤独というわけではないんですよね。
まあ、精神的には孤独なわけだが
というのも、私以外が全員20代の若者。独身。
出勤初日のランチで「旦那さんとの出会いはどんな感じだったんですか~?」なんて聞かれるキャピキャピの神髄みたいな話題を振られて、お姉さんビックリしちゃった…。
前職公務員、学生時代は平成のオタクとして地味に生きてきた私には眩しすぎる話なわけで…。
ボーナスは整形の費用にするだの、推しに全部使うだの、異次元の会話についていけない毎日です。
働いていると気が付いたら周りが全員年下になってくると人生の先輩から聞いていましたが、
30ちょっとで自分が最年長になるなんて思ってもいなかった。
前職で自分は最年少、平均年齢50歳という職場だったからギャップが凄すぎる…。
アラサーって思春期同然に繊細で絶妙な期間だと思い知らされました。
話が少しそれましたが…
変わって在宅メンバーは全員ママであり、主婦。
年齢的にも同世代で仲良くなれそうだなあと思ったのもつかの間。
業務以外で連絡を取ることがないので、仲良くなるタイミングが一切ない。
どんな雰囲気のチームなのか、ひとりひとりの人柄も分からず、絡み方も一切わからなくてしばらくはかなり戸惑いました。(仕事のやりかたが全員違ったりするし)
「元気~?わかんないことある~?」みたいな気にかけた発言は一切なし。
私以外全員在宅なので、みんながどんな仕事をしているのかも不明。チームの目標も共有されず
自分はいったい何の仕事をしているのか…。何を目指しているのかもわからずただ言われた作業をする日々…。
感覚的には外部委託者のような気分です。
みんなで数字を追いかけよう!とは言ってるけど、
その”みんな”に私は入っていないんだよね。
会社なので、仲良くなる必要はないですが
仕事を円滑に進めるには話しかけすい、かけられやすい関係は大事だと私個人は考えています。
業界未経験で何を聞いたらいいのかすら分からない私にとって、放置されてる状況は辛かったです。
事務所での若者ノリに合わせつつ、在宅勤務の放置系サバサバママ達の間で
人に合わせるタイプの私は人格が崩壊していくのを感じました。
在宅勤務の人に話しかけていいタイミングが分からない。
事務所であれば話しかけていい雰囲気がわかりますが、
在宅勤務者とのコミュニケーションの場合、電話してみるまで分かりません。
共有されたスケジュールを見て、社外ミーティングが無ければ良いだろうと思って
電話をしても「ごめん!あとでかけなおす!」とバタバタと切られることもしばしば…。
タイミングが悪いことが続くと何度も切られるので、なぜかこっちが悪いことをしているような気さえしてきます…。
空気読めなくてごめん…。いや、読めないんだけどさ…。
私はもともと、電話をするのが苦手です。
在宅勤務の人が相手だと、電話かチャットかZoomかの3択なので
その場で聞くことができないんですよね。全員が在宅なので、今更当たり前ですけど…。
その環境がけっこう面倒くさくてストレスでした。
小さなことでも緊急だといちいち電話して聞かなきゃいけない(相手が出なかったりもする)
うまいこと仕事が進んでいかなくてモヤモヤすることも多かったです。
地域の差による無理解がおこる
私は北の大地(田舎)に住んでて、朝は5時起き、通勤に1時間以上かかります。
デザインの仕事がしたかったので、地元に就職先がなく、就職口を広げるために通勤時間を諦めました。
自分の夢を追うために選んだ道なので、通勤に関しては何も不満はありません。
ですが…。
まさか鹿でメンバーから謝罪を求められるとは思ってもいませんでした。
私だけ遠方から通っているので、なるべく会社に迷惑をかけないように気を付けています。
いつも1本早い電車に乗って対策をしていますが、それでも大雪で電車が運休になったり、シカと衝突して遅れてしまうことがどうしてもあります。
地元ではよくあることなので、事務所のメンバーは笑って何も言ってこなかったのですが、在宅勤務のメンバーは全員関東民。大雪・野生動物とは縁遠いThe都会民です。
電車がシカと衝突して電車が運休になりました…!
現在も運転を見合わせていて、出勤が20分以上遅れることをお伝えします!
お伝えしますじゃなくてさぁ、遅れてるんだから
申し訳ございませんの謝罪の一言くらいあったほうが良いと思いますよ?
え…。
こんな感じです。正直、この時はイラっとしましたね…!
関東でも人身事故とか、自分ではどうしようもない遅延ってあると思うんだけどな…。
(そうか、都会だからバス・タクシーという手があるのかな?ごめんね、田舎で…!)
朝5時起きで毎日早めに電車に乗る努力を惜しまない私が、手も足もでない状況なのに
そちらの文化では人身事故や車両事故での遅延も謝罪案件なのね…?
社外ならわかるけど、社内なら自分の過失じゃないなら謝らなくてもいいのでは…。
というわけで、地域による文化の差で人間関係に少しだけ亀裂が入ることもあります。
そばにいない人とのコミュニケーションなので、想像力や思いやりが普通以上に必要だと感じた出来事でした。
在宅勤務は良いですね~。通勤で遅れる心配ゼロだし
下パジャマで化粧もせず仕事ができるって幸せだね!
まとめ:在宅勤務、かなり気遣いが求められるなと思った。
自分だけが在宅勤務でひとり孤独…。って話はたまに聞くと思いますが、自分だけが事務所で孤独って話は私だけだと思います。
中途半端な立ち位置なので、事務所側と完全在宅の人との人間関係の狭間でメンタルが苦しかったです。事務所にいると在宅勤務の人のうわさ話とか、指摘とか、裏で聞こえちゃいますし…(私の場合)
そこらへん何にも気にしない人は私と同じような立場でもストレスを溜めないと思います。
あと私が困ったのが、相手の事情を推し量らずに決めつけで話されたことですね。
鹿の件がこれにあたりますが、他にも伝わるだろうと言葉を雑に扱っていると
仕事のミスに繋がります(実際に繋がりました。)
これから在宅勤務でやっほーいって方は、相手に伝わるように言葉を選んだり
細かなコミュニケーションが必要なので
人間関係が面倒くさくて在宅を選んだ人はイメージと違うかもしれません。
ただし!業務委託なら在宅はアリだと個人的には思ったので、完全なる在宅勤務アンチではないことを最後にお伝えしておきます。
事務所サイドから感想・体験記でしたが、いかがでしたでしょうか?
けっこうレアな体験記だと思いますので、これから在宅勤務を取り入れようとしている会社の方や
まさに自分が今在宅勤務だという方の参考になれば幸いです。
絶対にいないとおもいますが、私と同じ自分だけが事務所で孤独に仕事している同士は友達になりましょう。
ここまで読んでいただき、ありがとうございました!
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