会計年度任用職員の面接を受けたけど合否が分からない。
連絡が来ないけどどうしたらいいの?
こんな悩みにお答えします。
会計年度任用職員の面接は民間企業のパートやアルバイトとは少し違うので合否通知が届かないと普段よりも落ち着かないですよね。
私も過去に面接を受けたのに一切連絡が来なかったので不安になりました。
この記事では面接後に人事担当課がどういった流れで採用に至っているのか、なぜ遅いのか理由を記載しています。
採用後に私が実際に働いて見てきた内容なので、地域によって差が出ることは思いますが参考になれば幸いです。
採用までの流れ
会計年度任用職員の採用までの流れは自治体によって差はありますが、大きく次のようになっています。
事務補助採用の場合の流れを例として記載しておきますので参考にしてください。
面接を受ける↓
暴力団調査、滞納調査↓
人事担当課にて判断、決裁↓
配属先課との調整↓
配属先課にて決裁↓
本人連絡↓
採用通知発送
人事担当と配属先それぞれ所属長まで書類が回りきらないと人事担当課が連絡できない仕組みになっています。
会計年度任用職員の合否が遅い3つの理由
会計年度任用職員の合否が遅くなる理由として代表的な物を3つ紹介します。
決裁が回るのに時間が掛かっている
役所では基本的に所属長まで書類に目を通してもらえないと次の行動が取れません。
例えば所属長が病欠であったり、担当職員が不在の場合はなかなか書類を読んでもらえないので時間が掛かります。
人事担当課の職員が慣れていない
あるあるかと思いますが、そもそも人事担当者が配属されたばかりで仕事に慣れていないケース。
当然、面接後の事務処理が円滑に進まないので通常よりも遅くなります。春先によくあるケースです。
調査に時間が掛かっている
当たり前の話ですが会計年度任用職員は暴力団組員でないことが条件になっています。
その他、税金に滞納が無いかどうかなど調べられます。
調査内容によって調査先は様々ですが、採用するにあたって問題が無いと判断できない限りは連絡ができないので調査の結果に時間が掛かっている場合もあります。
連絡が来ない場合はどうしたらいい?
通常、一週間から10日ほどで採用連絡が通知されるはずです。
それでも何も連絡が無いようでしたら直接人事担当課に確認をとりましょう。
通知方法は電話なのか、メールなのか、郵送なのか、不採用は連絡が来ないのか。充分に確認したうえで連絡しましょう。
会計年度任用職員の登録制
ここで注意しておきたいのが、会計年度任用職員の登録制をとっている自治体があるということ。
登録制の場合は産休や病欠などで人員が不足した場合のみ連絡がくる仕組みになっています。
私は半年間も音沙汰なしでした。
登録制をとっている自治体の場合、忘れた頃に採用の話をされます。
私が採用になった時は事前に電話連絡がきて今現在就職しているかどうかの確認をされます。
無職であった場合に◎月●日から働けますが如何ですか~?という感じです。
私が勤務していた自治体では事務補助員は登録制、図書館司書や徴収員など配属先が明確に決まっている求人であれば面接から10日以内に通知を出していました。
あなたが面接をした自治体が登録制の場合もあるので、こちらも事前に説明が無かったか確認してください。
会計年度任用職員の合否通知が遅い。連絡が来ない場合はどうしたらいい?:まとめ
会計年度任用職員の合否が遅い理由として調査が必要であることや複数課で所属長まで決済がおりないと事務が進まないことがあげられます。
面接を受けてから連絡が来ない場合は通知方法がなんであるかをまず十分に確認してください。
その後で面接日から1週間から10日程たっても連絡がない場合は人事担当課に直接連絡をしましょう。
注意として自治体で登録制を取っているケースがあります。その場合、欠員が出ない限り連絡が来ることはありません。
登録制の場合は連絡がいつくるか分からないので民間で働くことも同時に視野に入れておきましょう。
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